スマイリーキクチ、広陵問題「加害者側の告訴」報道に言及 「何度も警告したのに」

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   広陵高校(広島)野球部で上級生による下級生への「暴力を伴う不適切な行為」が発覚した問題で、加害側とされる生徒1人がSNS投稿を巡って告訴すると、日刊スポーツなどが報じた。この報道を受け、タレントのスマイリーキクチさんが2025年9月10日、「正義は弱い立場の人を守るためで晒しや中傷、脅迫は犯罪」などとXで見解を示した。

  • スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi/一部加工)
    スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi/一部加工)
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  • スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi/一部加工)
  • スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi)

「晒しや中傷、脅迫は犯罪」

   日刊スポーツの9月9日付の記事によれば、一部の部員から暴力を受けたとするSNS投稿で名誉を傷つけられたとして、加害側とされる生徒1人が、投稿を行った被害生徒の親権者とみられる人を含む複数の人物を、名誉毀損罪で東京地検に告訴するという。

   この記事を受け、スマイリーキクチさんは10日にXで見解を示した。加害者とされる人物の名前や個人情報をネット上に晒す行為は、最初の暴力事案が裁判になった場合、「誹謗中傷は社会的制裁と判断されて被害者が不利になる」と説明。

   続けて、「加害者を被害者にしてはいけないと何度も警告したのに」とキクチさん。最後に「無関係者が無責任に晒す行為が正義感?」と疑問を呈し、「正義は弱い立場の人を守るため」だとし、「晒しや中傷、脅迫は犯罪」だと訴えた。

   キクチさんは1999年、ネット上で身に覚えのない事件の犯人だと決めつけられ、殺害予告や誹謗中傷を受け続けた。その後2009年、脅迫などの容疑で複数人が立件された。キクチさんは、こうした経験を踏まえて全国で講演なども行っている。

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