元HKT48メンバーで俳優・YouTuberとして活動する兒玉遥さんが2025年9月11日、滞在先のフランス・ニースでパスポートの盗難に遭ったことを明かした。「(バッグに)チャックついてたんだよ! 斜めがけにしてたんだよ!」兒玉さんは11日、「ニースでパスポート盗まれました。皆さま海外旅行に行く際はくれぐれも気をつけてください!!」とXで報告した。パスポートの盗難後の対応として、「まず現地の警察署へ行って盗難届を出す、近くの日本大使館へ連絡、半年以内に作成された戸籍謄本と住民票の用意です!!」と説明している。モデルの猪鼻ちひろさんとのフランス旅行中でのできごとだったといい、投稿では猪鼻さんが撮影した動画も公開した。猪鼻さんは、不安げな表情でニースの街を歩く兒玉さんを映し、「はるちゃんのパスポートが、バッグからスられた模様です」とした。撮影されていることに気づいた兒玉さんは、「(バッグに)チャックついてたんだよ! 斜めがけにしてたんだよ!」と必死にアピール。猪鼻さんは「いやぁ、すごかった。笑っちゃいけないんだけど......何でだろう。私はエコバッグだったから、私の方が全然盗まれそうなはずなんだけど」とスリの腕前に困惑しつつ、「『警察行くわ』ってはるちゃんが、『着いてきて』って」と状況を説明した。「今日はスられることも考慮して」書類を持参兒玉さんは自身初となる著書「『1割の不死蝶』うつを卒業した元アイドルの730日」の出版を控えており、「私、19日から本のリリースのお仕事があるんで、本当に帰んなきゃいけないんですね」と焦ったように語った。猪鼻さんは「でも19(日)は絶対大丈夫」と励ましつつ、「前回、パスポートを取られて再発行、何日かかったの?」と質問。兒玉さんは「5日くらいかかったかな? だけどその時は戸籍謄本と住民票で時間かかっちゃったんだけど......。今日はスられることも考慮して、しっかり6カ月に以内に発行した住民票と戸籍謄本を持ってきたんで」という。兒玉さんは24年11月にも、エストニアでスリの被害に遭っていた。出演した映画「岡本万太」が「タリン・ブラックナイト映画祭」にノミネートされたことで、映画祭出席のためにエストニアに。この時は、「財布一式盗まれてしまい、クレカ2枚と運転免許証も盗難され大ピンチな状況に」と明かしていた。当時公開した動画では、「日本は本当にぬるま湯なんだなと思って。盗難とかもほぼないし、スリとかも遭ったことないし......平和ボケしてるなって思いましたね」と語っていた。「『落としましたよ』って拾ってくれた人が犯人なんだ」兒玉さんは「必要な書類は全部あるから! そんなドヤ顔で言うことじゃないんだけど...」としつつ、手続きに向かう道すがら「やられた! マジ、やられた」と悔しさを噛み締めた。気丈に振る舞っていた兒玉さんだが、「お願い、パスポートだけ返して、お願い! お金あげるからパスポートだけ返して」と涙を浮かべる場面もあった。スリ被害にあった当時の状況について、猪鼻さんは「最初『ホテルにあるよ』って思ったくらい、ありえない(と思った)。あの人、『落としましたよ』って拾ってくれた人が犯人なんだ。信じちゃいけないんだ......私、『善人を疑っちゃダメだよ』とか言っちゃってたんですけど。そんなことあるんだ......」と困惑しきりだった。
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