日中は電話対応に追われ「時間外に業務をせざるを得ない」
また、田久保氏が会見で、自身が大学を除籍になっていたと明らかにした7月2日から9月10日までの2か月間あまりで、問い合わせや苦情は約9500件あったとした。「市議会の議長や副議長、秘書広報課長に見せた『卒業証書とされたもの』を公開するべきじゃないか」「辞職した方がいい」といった意見が多かったという。
日によって件数に波はあるものの、学歴詐称疑惑をめぐる問題に進展がありメディアに報じられると問い合わせや苦情が増えるといい、前出の担当者は
「日中電話対応に追われるような形になりますので、通常業務がなかなか手をつけられない状況で、その分時間外に業務をせざるを得ないというような状況は発生しておりました」
と状況を明かした。
窓口を担当する秘書広報課の電話だけでは回線が足りず、秘書広報課が所属する企画部全体で電話を割り振り対応しているとした。
また、夜間にもこうした電話がかかってくるため、夜間の電話対応を担当する「警備員は対応に苦慮していると聞いています」と明かした。