自民党所属の元衆院議員・杉田水脈氏が2025年9月11日、石破茂首相が戦後80年の節目に検討している「首相見解」を在任中に発表する見通しだとする報道に、Xで怒りを明かした。
「総裁を辞してなお、首相としての見解発表にこだわる...」
杉田氏は11日、毎日新聞による「石破首相、戦後80年見解を在任中に発表へ 発信に強いこだわり」との報道を引用し、自らの思いをつづった。
報道では、石破氏には「先の大戦の検証を含めた戦後80年の発信に強いこだわり」があるとし、終戦の日の発表は見送ったものの、在任中に声明を発信するべく文案作成の作業を進めていると伝えていた。
こうした動向について、杉田氏は「総裁を辞してなお、首相としての見解発表にこだわる...。ここまで執念を燃やして、発表したい内容とは?」と苦言。
さらに、「『二度と戦争を行わない』は、当たり前の観点。安倍晋三元総理の70年談話に足りないものはありません。上書きは許されない」とした。
SNSでは、「内容が問題なのではありません 解任された首相が、国連で発言することが問題なのです その発言に、いったい誰が責任を持つのですか? あまりに、無責任な行動です」「総理大臣の職を私欲に濫用しないで欲しい」など、厳しい声が相次いだ。また、「言うて下さいよ! 市民より近しい位置におられるじゃないですか」「直接言いましたか?? ガス抜き用ポストになってませんか?」など、具体的な対応を求める声もある。
総裁を辞してなお、首相としての見解発表にこだわる…。ここまで執念を燃やして、発表したい内容とは?
— 杉田 水脈 (@miosugita) September 11, 2025
「二度と戦争を行わない」は、当たり前の観点。
安倍晋三元総理の70年談話に足りないものはありません。上書きは許されない。https://t.co/D4dasoZ6dZ