巨人・赤星優志「12球降板」、識者が指摘する「違和感」...「コーチは気が付かなかったのか?」「巨人は何をやっているのか」

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    プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年9月16日にユーチューブを更新し、初回12球で降板した巨人・赤星優志投手(26)へのチームの対応を疑問視した。

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「もし登板する前から痛いのであれば、ちゃんと言わないといけない」

    巨人は14日に敵地・横浜スタジアムでDeNAと対戦した。

    先発の赤星は、DeNA先頭の蝦名達夫外野手(27)に2塁打を許し、2番・桑原将志外野手(32)に死球を与え、無死1、2塁のピンチを迎えた。そして、3番・筒香嘉智外野手(33)を四球で歩かせ、無死満塁となったところで降板した。

    打者3人に対して12球を投げ、1アウトも取れなかった。

    試合は、巨人2番手・平内龍太投手(27)が踏ん張り、初回は1失点で切り抜けた。

    2回に打線が奮起し4点を奪って逆転に成功するも、4回にリリーフ陣がDeNA打線につかまり6失点。巨人は終盤に粘りを見せたが、あと一歩及ばず7-9で敗れた。

    スポーツ紙の報道によると、赤星は右肩痛による降板で、杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は試合後、「もし登板する前から痛いのであれば、ちゃんと言わないといけない」などと語ったという。

    赤星は試合翌日の15日に出場選手登録を抹消された。

「赤星が自分の状態を素直に言える状態ではなかったのか?」

    高木氏は一連の流れを踏まえた上で、「ブルペンの時から状態は悪かったと思う」とし、こう続けた。

    「言わなかった赤星も悪い。プランとしたら全然違う試合になってしまう。赤星が自分の状態を素直に言える状態ではなかったのか?でも、責任として言わないとチームの勝敗に関わる。特に先発ピッチャーは」

    そして、試合前に赤星の状態を把握できなかったコーチや、チームを疑問視した。

    「ブルペンで投球練習を見ていたコーチが、気が付かなかったのか?コーチに言えないくらいだったのか?ここらへんが、ゲームに入ってから巨人に違和感がある。そういうことで、4回に逆転された。結局、9-7になるが、見ていて初回から違和感があった。『何をやっているんだろうな』と」

    クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す中、DeNAに2連敗を喫し、リーグ3位に転落。2位DeNAを1ゲーム差で追いかけている。巨人、DeNAともに残り11試合で、熾烈な2位争いが展開されている。

    このような状況の中、高木氏は両軍の状態について「(シーズンを通して巨人との)直接対決ではDeNAが負け越しているが、今の状態を考えると、DeNAの方が、勢いがある」と分析した。

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