ユニクロでは取り扱い継続
広報担当者は、「ベビーの商品につきましては、同じグループブランドのユニクロにて豊富に取り揃えておりますので、ぜひご利用いただけたらと思っております」とし、親会社ファーストリテイリング傘下のユニクロでの購入を案内した。
矢野経済研究所が25年5月14日に発表した調査によれば、23年の国内のベビー・こども服市場は8385億円。商品単価の値上げや訪日外国人(インバウンド)需要の回復などによって3年連続プラスで推移したという。今後の展望については次のように予測している。
「数年は横ばいを維持しながらも少子化に伴い縮小していくと推測するが、各社の事業取り組みにおいて、商品単価アップによる利益改善を図る動きが奏功すれば、市場自体は大きく落ち込むことはないと考える」
ベビー関連市場では、キユーピーが25年6月、「育児食」(ベビーフード・幼児食)の生産を26年8月末で終了すると発表して話題となった。