「東京2025世界陸上」で2025年9月13日に行われた男子砲丸投げの決勝で、負傷者が発生しかねないアクシデントが起きたとして、SNSで注目を集めている。
エネクエチ選手の5投目はファールに
注目を集めているのは、ナイジェリアのC.C.エネクエチ選手の5投目だ。エネクエチ選手が投げた砲丸は、20メートルを超えた地点に落下した。しかし、そのすぐそばには整地をしていたとみられるスタッフが立っていた。スタッフはエネクエチ選手が砲丸を投げたことに気が付かずに作業をしていたように見え、砲丸が地面に落ちるとびくっと身体を震わせ、後ずさりした。砲丸の落下地点が数10センチずれていたら、直撃していたかもしれない。
Xではこれに注目が集まり、「一歩間違えれば大事故になってたぞ...」「あぁあぶね!!!って声がでました」「投げる許可出してる人と穴埋めてる人の連携はどうなっているの?」「補助員が大怪我したら選手のメンタル壊れるぞ」「運営何やってんだ????」など、運営への批判や疑問の声が寄せられている。
なお、中継放送によると、エネクエチ選手の5投目はファウル(記録なし)の判定になった。エネクエチ選手は最終6投目で記録を伸ばし、最終5位の結果になった。