中国メディア「捜狐」(ウェブ版)が2025年9月18日、男子バレーボール日本代表の特集記事を組み、フィリピン・マニラで開催されている世界選手権での日本代表のパフォーマンスについて、「暗黒時代に戻ったかのようだ」と指摘した。「大会前メダル候補筆頭だった日本がベスト16にも入れなかった」予選ラウンド・プールGの日本は、初戦(13日)でトルコと対戦し、0-3(19-25、23-25、19-25)のストレート負け。大事な初戦を落とし、苦しいスタートとなった。第2戦(15日)はカナダと対戦。第1セットを20-25で落とすと、第2セットを23-15、第3セットを22-25で落としてのストレート負けを喫した。日本は2連敗で、予選ラウンド敗退が決まった。17日に行われたリビアとの最終戦は、意地を見せ3-0(25-20、25-17、25-12)で勝利。今大会を1勝2敗で終えた。プールGは、トルコ(3勝)とカナダ(2勝1敗)が、決勝トーナメントにコマを進めた。アジア勢の中で、世界ランキング最上位を誇る日本の予選ラウンド敗退。中国メディア「捜狐」は、「世代交代がうまくいっていない日本が予選敗退」などのタイトルで、今大会の日本のパフォーマンスに言及した。記事では「大会前メダル候補筆頭だった日本がベスト16にも入れなかった。このニュースは衝撃的だ」とし、次のように続けた。「日本は世代交代がうまくいっていない」「このような惨状は、昨年まではほとんど見られなかった。まるで日本男子バレーの『暗黒時代』に戻ったかのようだ。このままでは本当に大丈夫なのか?セッターの関田誠大が不在になって以来、大宅真樹と永露元稀が懸命にその穴を埋めようと努力しているが、パスの質もゲームコントロール力もまだまだ不十分だ」さらに、こう指摘した。「監督はベテランばかり起用し、ほぼ同じメンバーで戦い続けるため、世代交代がうまくいっていない」日本はここ最近、国際舞台での活躍が目立っている。ネーションズリーグでは、23年、24年大会と2年連続でメダルを獲得するなど、人気、注目度は非常に高い。今大会はメダル獲得の期待が高かっただけに、まさかの予選敗退となった。
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