格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)のオーディションで起こった「流血大乱闘」に対して、インターネット上でファンから非難の声が上がっている。オーディション前の乱闘で左目上をカット同団体のCEOを務める格闘家・朝倉未来(33)が、2025年9月17日にユーチューブを更新し、「BreakingDown17」(27日・アリーナ立川立飛)のオーディションの模様を公開した。最初の乱闘は、オーディション開始30分前の控室で起こった。「悪童」レオの親友ドラゴンが、いきなり大阪喧嘩自慢のシェンロンを襲撃した。右のパンチがシェンロンの顔面を直撃し、シェンロンは左目上をカットして流血。ドラゴンとシェンロンの仲間らが入り乱れ、怒号が飛び交った。緊急事態にスタッフが「セキュリティ呼んで」と大声で指示するも、乱闘は収まらず、控室は騒然となった。ヒートアップするシェンロンは、セキュリティに羽交い絞めにされながら、「お前ら殺したるからな」と大声で叫んで挑発を続けた。控室で流血騒ぎを起こした両者は、オーディション会場でも大暴れした。オーディション直前に「両軍」が会場で顔を合わせると、再び乱闘に発展した。ドランゴンが「お前、なめんなよマジで」と挑発すると、シェンロンは「お前、裏で覚悟しとけよ。お前、戦争やからな。上等じゃ。楽しみに待っとけや。ここで終わると思うなよ」と応戦した。「YouTubeなら、いいんでしょうか?」新たな因縁が勃発し、朝倉CEOが「BreakingDown17」での両者の対決を決定した。シェンロンは動画の中で、ドラゴンがオーディション前にSNSで絡んできたことが、乱闘のきっかけになったことを明かし、「試合が決まった以上、あいつをぶっ倒す」と宣言した。「BreakingDown」のオーディションでは「恒例」の乱闘だが、オーディション前の控室での流血大乱闘に、インターネット上でファンから次のような非難の声が上がった。「運営はそろそろこのコンテンツ終わりにする事を真剣に考えるべきです」「そもそも暴れたもん勝ちみたいなオーディションの方向性が間違っている」「YouTubeなら、いいんでしょうか?」「BDはスポーツでも格闘技でもなくタダのヤカラ達のケンカ」「ブレイキングダウンがはじまってから悪い方に真似をしている人が増えている」「ただの傷害事件ですよね。子供の喧嘩と違うのだから」朝倉CEOによると、「BreakingDown17」のオーディションには、ここ最近では最多となる140人超が会場に集まったという。
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