女子陸上ハードルの中島ひとみ選手(30)が2025年9月20日、自身のインスタグラムを更新。「東京世界陸上」を振り返り、感謝の思いをつづった。
「自分らしく挑戦を恐れず、これからも走り続けたい」
9月15日におこなわれた東京世界陸上の第3日目。女子100mハードルの準決勝2組に出場した中島選手は、組7着となり、決勝進出は届かなかった。
インスタグラムで中島選手は、「東京世界陸上 沢山の応援本当にありがとうございました」と感謝の言葉を添えて、笑顔のピースショットや会場に向かって手を振る姿を投稿した。東京世界陸上は特別な舞台だった。
「ここにどうしても立ちたく、走り続けて、ようやく掴めた初めての日本代表」「この日本で、満員のスタジアムで沢山の人に見守られ、大歓声に包まれて走れた2本。夢のように幸せで一生忘れられない時間になりました」
また、中島選手は「一人では到底辿り着けなかったこの舞台」といい、「だからこそ、この景色を皆と分かち合えたことが何より宝物です」と振り返った。
もっとも、「世界の壁は、まだまだ高い」と中島選手。「でも『悔しい』そんな感情すらなくなりかけていた頃もあった、そんな自分を思い出すと世界に向けてこんな感情を抱けることが競技者として幸せで、だからこそ自分の気持ちに正直に、自分らしく挑戦を恐れず、これからも走り続けたい」と意気込みを語り、ファンに向けてこう呼びかけた。
「また新たな挑戦へ向けて一緒に走ってくれたら嬉しいです」
「走ることをやめなくて、本当に良かった。関わってくださったすべての方に、心から感謝を」
インスタグラムに投稿された写真では、日本代表のユニフォーム姿で、ペットボトルを片手に、ピースサインで笑顔をみせていた。
この投稿には、「カッコ良い~」「感動をありがとうございました」「感動で涙出ました」「笑顔が本当に素敵」「これからも応援してます」といったコメントが寄せられていた。