自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が2025年9月19日に行った自民党総裁選の立候補表明会見で、記者を指名する際に「顔が濃い方」などと発言した自民党の黄川田仁志衆院議員が23日にXで謝罪した。「関係の記者の方々には直接謝罪」会見で司会を務めた黄川田議員は、記者を指名する際に「一番奥の机の顔が濃い方」と発言。高市氏はその場で「なんてこと言うの? 顔が濃い......。すみません」と謝罪したが、その後も黄川田議員は「顔が白い、濃くない方」と指名し、高市氏が再度「すみません」と謝罪する事態となっていた。黄川田議員は会見から4日が経った23日にXで「この度の自民党総裁選挙における高市早苗候補の記者会見で、司会を務めた私の不適切な表現により、ご不快な思いをされた皆様に心よりお詫び申し上げます」と不適切発言を謝罪した。また、「関係の記者の方々には直接謝罪し、ご容赦いただきました」としつつ、「SNSでのご報告が本日となりましたことも重ねてお詫びいたします」と謝罪を重ねていた。謝罪が遅れた理由については説明されていなかったものの、黄川田議員は「昨日、告示日を迎えた節目にあたり、改めて深く反省の意を表し、今後は言動に細心の注意を払い活動してまいります」とつづっていた。このポストに黄川田議員の元には、「逆に高市さんの印象を悪くする刺客かと思いました」「高市陣営云々ではなく政治家に向いていない。いや、社会人としても常識ないだろう」という声が出ていた。
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