自民党総裁選の5候補が2025年9月28日夜、ドワンゴが主催した中高生との討論会に出席した。この会の途中、「国会議員になってみて良かったと思った瞬間はなんですか」と質問した学生に対し、茂木敏充前幹事長が「本音」を明かし、会場が笑いに包まれる場面があった。茂木氏「あの~...そんなにないよ」ドワンゴの発表によると、先述の討論会「総裁候補vs中高生『日本の未来』討論会」には約30人の中高生が出席。茂木氏を含む5候補と議論する様子は、同社が運営するライブ配信サービス「ニコニコ生放送」などで生配信されていた。茂木氏は途中、国会議員に興味があるという学生から、国会議員になってよかったと感じた瞬間について尋ねられた。これに対し、茂木氏は「あの~...そんなにないよ」と笑いながら回答すると、他の候補者からは笑いが起こり、会場も笑いに包まれた。一方、茂木氏は「1つの仕事をやり遂げた」一例として、第1次トランプ政権で日米貿易交渉を担当したことを振り返った。「トランプ大統領からも『茂木はタフなやつだ』と結構言われたりしたんですけど、結果的には、ウィンウィンな、日米双方にとって良い合意ができたんですけれど。合意を交わした次の日の朝ですね、ワシントンの空が真っ青だったんですよ。『いい仕事ができたな』。こんな風に思いました」この場面がSNS上で注目を集めると、茂木氏はX上でも反応。「突然の質問でしたし、全ての質問に本音で答えさせていただきました。しかし様々な仕事をやり遂げた時の達成感はいいものですよ」とコメントしている。
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