静岡県伊東市の田久保真紀市長が2025年9月29日、定例会見での「イジワルな質問」をめぐる思いをXにつづった。学歴詐称疑惑から市議会解散へ田久保氏をめぐっては、学歴詐称疑惑を発端として1日に不信任決議案が市議会に提出され、全会一致で可決。10日には、補正予算案提出の準備などが止まったことを理由に市議会を解散した。解散に伴う市議選には約4500万円の費用がかかるといい、SNSでは賛否の声が広がっている。「どこをどんな風に報道されるのか、どんな風に切り取られるのか」29日午後の投稿では、昼食と市役所の窓から見える伊東市の風景の写真を添え、「午前中の定例会見終わってお昼は市役所8階の食堂へ。イジワルな質問もいろいろされましたしお腹が空きましたー」とした。「今回は、どこをどんな風に報道されるのか、どんな風に切り取られるのか、検証できるように念のため全編を動画保存しましたけど、ネットでは既にフルバージョン配信されているみたいですね」と皮肉混じりに振り返り、「受け答えについてもまだまだ研究の余地ありです」と反省も明かした。ランチメニューについては「写真撮る前につい卵焼き食べちゃいました」と絵文字も添えている。田久保氏の投稿には、1300件を超える返信が寄せられ、「意地悪な質問? 発端は本人だと自覚がないのはある意味凄い。強心臓だこと」「市民等を代表して質問する記者に対し『いじわるな質問』ってSNSで書き込む市長の資質を疑います」など、あきれる声が相次いでいる。