「バラ色の展望は現実のものとはならなかった」
同メディアによると、イは4月の月間打率が.324だったが、5月は.231、6月は.143と低迷し、打順が下位になることもあった。夏場に調子を戻し、8月から9月にかけて打率3割台を記録した。
記事では「イ・ジョンフにとって、様々な面で物足りないシーズンとなった。チームとしても、個人成績としても、冷静に見て満足できるものではなかった。特に戦力が弱いサンフランシスコの立場では、今年イ・ジョンフを主力として据え、外部からの補強などで巻き返しの可能性を模索したが、これも終盤の粘り不足で失敗し、バラ色の展望は現実のものとはならなかった」と指摘し、こう続けた。
「チームの不振は、イ・ジョンフに向けられた矢となって返ってきた。アメリカ現地メディアでは、チーム内での高額年俸選手であるイ・ジョンフに対し、幾度となく辛辣な批判を浴びせた。ポストシーズン敗退が確定した27日のコロラド戦では、イ・ジョンフが外野守備中にアウトカウントを誤認し、イニング終了前にボールを観客席へ投げてしまい、相手に自動進塁権を与えるハプニングも起きた。チーム内で高額年俸を受け取る彼に対しては、より厳しい評価が続くのは避けられない」
今シーズンの打率.266は、ナ・リーグ23位。大リーグ3年目の来シーズンは、どのようなパフォーマンスを見せるのか。地元メディアによると、イは30日に韓国に帰国し、来シーズンに備えるという。
Oh no Jung Hoo Lee pic.twitter.com/KxuApkNonQ
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) September 27, 2025