藤井聡太七冠らも愛用の老舗将棋対局サイト、24年の歴史に幕 将棋ファンら惜しむ声

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   インターネット将棋対局サイト「将棋倶楽部24(しょうぎくらぶにじゅうよん)」が2025年10月1日、「将棋倶楽部24年内終了について」の発表を行い、25年末にサービスを終了することを明らかにした。。

  • 将棋の老舗対戦サイトが姿を消す(写真はイメージ)
    将棋の老舗対戦サイトが姿を消す(写真はイメージ)
  • 「将棋倶楽部24」のトップページ。24年の歴史に幕を下ろす
    「将棋倶楽部24」のトップページ。24年の歴史に幕を下ろす
  • 「将棋倶楽部24」サービス終了のお知らせ(「将棋倶楽部24」ウェブサイトから)
    「将棋倶楽部24」サービス終了のお知らせ(「将棋倶楽部24」ウェブサイトから)
  • 将棋の老舗対戦サイトが姿を消す(写真はイメージ)
  • 「将棋倶楽部24」のトップページ。24年の歴史に幕を下ろす
  • 「将棋倶楽部24」サービス終了のお知らせ(「将棋倶楽部24」ウェブサイトから)

藤井聡太七冠も過去のインタビューで同サイトのレーティングを明かしていた

   「将棋倶楽部24」は98年末に富士フイルムビジネスイノベーションの社内ベンチャービジネス事業としてサービス開始された、インターネット上で将棋の対局を行うことができるサイトだ。ブラウザのほかアプリ版も提供されている。

   01年に有限会社化され、06年からは公益社団法人日本将棋連盟公式のサイトとなっているが、取締役の久米宏氏が1人でサイトの管理・運営を担ってきた。

   誰でも無料で利用することができ、ハンドルネームを用いた匿名での対局ができること、またレーティングによる客観的な棋力評価を受けられることで多くのユーザーで賑わった。

   PC版・モバイル版・アプリ版があり、多くのプロ棋士らも同サービスを通じた対局を行ってきた。17年6月に「将棋情報局」で公開された記事によると、藤井聡太七冠も過去のインタビューで「将棋クラブ24の点数に当てはめると7歳で1500点。10歳で2400点。13歳で3090点。三段リーグが始まってからこれまで、150点から200点くらいは伸びたと思う」と語っていた。

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