元世界王者カシメロ、井上尚弥に言いたい放題「悪態」 ファン反発「何を言おうが相手にして貰えなかった、これが全て」

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    プロボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン、36)が、2025年9月26日に公開されたABEMAボクシング公式ユーチューブチャンネルに出演し、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、32)にダメ出しをした。

  • カシメロ選手(abemaチャンネルより)
    カシメロ選手(abemaチャンネルより)
  • カシメロ選手(abemaチャンネルより)

「攻撃されると井上はどうしていいか分かっていない」

    カシメロは、10月25日にキルギスのビシュケク・アリーナで、亀田京之介(MR、26)とノンタイトル58キロ契約10回戦を行う。

    この試合のプロモーションの一環で来日した際に、同チャンネルに出演。動画の中で、9月14日に名古屋で行われた井上対アフマダリエフ戦の感想を述べ、「井上は自分から逃げた」などと挑発した。

    井上は9月14日にWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、30)と対戦し、3-0の大差判定で王座防衛に成功した。直近4試合で2度ダウンを喫していた井上は、アフマダリエフ戦では慎重な試合運びを展開し、アフマダリエフの強打を封じ込めて完勝した。

    井上対アフマダリエフ戦について感想を求められたカシメロは、「試合を見たけどつまらなかった。1、2ラウンドで寝た。つまらなすぎた。アフマダリエフに力がないのは分かっていたが、もっと食らいつくと思っていた。井上はビビっていた」などと言いたい放題。

    さらに、「井上はうまいよ。よく動くし。井上は本当にフェアに試合をしている。攻撃しているときは、本当に楽しんでいると感じる。だけど、攻撃される側になるとダメだな。攻撃されると、井上はどうしていいか分かっていない。ディフェンスするか、逃げるか。攻撃されると危険だ。(パンチを)食らってしまう可能性が高い」とダメ出しした。

    井上への「口撃」は止まらず、ここ最近の試合に言及。カシメロは、井上の試合をチェックしているようで、試合内容を次のように批評した。

「21年から俺と戦えと言っているが成立しない」

    「井上は最近、何回もダウンをしている。油断しているよな。パンチと向かい合うことに慣れていない。強くもない相手に倒された。相手が強かったら、1回ダウンしたら終わりだよ。本当に終わりだよ。すぐに倒れるから」

    カシメロはバンタム級王者時代の20年4月に井上と対戦する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期に。結局、対戦が実現することなく、両者それぞれ異なる路線を選択した。

    カシメロは21年8月を最後に世界タイトル戦から遠ざかっており、井上との対戦の可能性はほぼないとみられる。それでも井上に執着するカシメロは、改めて井上を挑発した。

    「2021年から俺と戦えと言っているが成立しない。昔、ラスベガスでトレーニングをしているとき、日本人が俺のスパーリングを撮影していた。その映像を井上に見せていたと思う。俺たちのトレーニングを研究していたんだろうな。ラスベガスのスパーリングの相手はみんなデカかった。同じ階級とはスパーリングをしなかった。自分よりもデカい相手をスパーリングで倒した。それを見て、井上は逃げたんだと思う」

    相変わらず井上に対して悪態をつくカシメロに、動画を視聴したファンは、あきれた様子だった。動画のコメント欄には、以下のような意見が寄せられた。

    「何を言おうが井上に相手をして貰えなかった、これが全て」「井上はカシメロに100%楽勝」「正直カシメロじゃ、井上がスーパーバンタムで倒した選手に勝てるかも怪しいレベル」「井上はあなたに注目しない」「井上とやりたいならこれからの試合全てkoで勝つことですね」「カリメロじゃアフマダリエフにも勝てないよ笑」「彼は悪口ばかり言ってキャリアはもうダメだ」「この態度じゃ井上尚弥選手とやるのはまず無理だよ」

    これまでライトフライ級、フライ級、バンタム級の世界3階級を制したカシメロ。戦績は34勝(23KO)4敗1分け。

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