部下の男性職員と10回以上ラブホテルに行ったと認めている前橋市の小川晶市長は 2025年10月2日、「NEWSポストセブン」記事や事実関係について市議会に2度目の説明を行った。
説明会後の会見で、相手の男性職員の希望で降任する人事異動を発令したことを明らかにし、この職員と男女の関係はないが、既婚者であることから、家族に対しては「誠意を持って対応したい」と話した。
絶対権力者からの誘い断れない
CBC・TBS系の情報ワイド「ゴゴスマ」は10月2日、この騒動を取り上げ、コメンテーターの元大阪市長・橋下徹氏(弁護士)は、「男女の関係があったかどうかはともかく、これは超セクハラ事件ですよ」と断言した。どういうことか。
「もう一つ違う視点で言うと、市長が部下とラブホテルに入ったという時点でアウトです。たとえば、僕が大阪市長だったときに、部下の女性とラブホテルに入った段階で、即セクハラになりますから。市長という絶対的権力者が(相手では)断れないですから、部下の方は」と指摘した。
不倫案件というより、超セクハラ案件
司会の石井亮次アナが「(小川市長の説明では)男性職員の方から、ラブホテルはどうだと言っている(ということのようなのですが)」と聞くと、橋下氏は「男性職員からの言い分は何も出ていないでしょ。(だったら市長は)本当はそれも言っちゃだめなんですよ。だって、絶対権力者が『職員の方から言ってきた』なんて(言ったら)、口封じみたいなものになるわけだからね。これも本当はアウトです」と厳しい。
そして、「これは不倫案件というより、超セクハラ案件ですから......」「僕が市長だったら辞めざるを得ないですよ」と、小川市長の辞任を求めた。
(シニアエディター 関口一喜)