自民党の総裁選に立候補した小泉進次郎氏の陣営で広報班長を務めていた牧島かれん元デジタル相が2025年10月4日にXを更新。「やらせ」コメントの騒動について謝罪した。「国民から疑念を抱かれることのないよう、適切な広報活動に」「週刊文春」が報じた、小泉氏の陣営が動画配信サービスのコメント欄にポジティブな書き込み内容を指示していたとする問題。同誌は見出しで「卑劣ステマ」とも表現している。小泉氏の陣営は事実関係を認めて謝罪し、広報班長を務めていた牧島氏は9月26日に班長を辞任していた。牧島氏は総裁選終了後、疑惑が浮上して以来はじめてXを更新。「自民党総裁選挙の結果、高市早苗衆議院議員が新総裁に選ばれました」と切り出した。また、「臨時で開催されることになった自民党総裁選挙において、ネット配信へのコメント書き込みの件により自民党や民主主義のプロセスへの不信感が助長されてしまったことに責任を感じております。お詫び申し上げます」と「やらせ」コメントの騒動について謝罪した。牧島氏は「インターネットは民主主義の重要なインフラとなっています」と指摘しつつ、今後について「国民から疑念を抱かれることのないよう、適切な広報活動に努めて参ります」とコメント。また、「『誠実に積み重ねる』との信念でこれからも地道に歩んで参りたいと思っております。引き続きのご指導宜しくお願い致します」とつづっていた。このポストに牧島氏の元には、「元デジタル大臣の事務所がデジタルを使って不正をおこなった責任をどう取られるのでしょうか?」「広報が間違ってもやってはいけないことをしたので、一気に小泉氏の応援が離れましたよね。逆広報になりました」「小泉氏はじめ陣営の皆様の考え方がよくわかった総裁選でした」と厳しい声が集まっていた。
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