刀剣を擬人化した人気ゲーム「刀剣乱舞」を手がけるニトロプラス(東京都中央区)が2025年10月6日、メディアミックス作品の一環で発売する新商品「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん ~刀ミュ~ 1」の販売方式を変えると公式サイトで発表した。
全6種のキャラクターぬいぐるみで、当初はキャラを選ぶことができない「ブラインドパッケージによるランダム販売」が予定されていた。今後は選べるようになるという。
「キャラクターを個別にお選びいただける予約受注販売」へ
同商品は、10月30日に10周年を迎えるミュージカル「刀剣乱舞」(刀ミュ)から、全6種のキャラ「三日月宗近」「小狐丸」「石切丸」「岩融」「今剣」「加州清光」をぬいぐるみ化した。
元々は3日にブラインドパッケージ商品としてニトロプラス公式通販で予約販売が始まり、1体につき税込み1980円で購入上限は1人30体まで、複数購入しても種類が重複する可能性があるとされていた。これがXでは、「高額商品のブラインドは本当に勘弁して欲しい」「6個セットのBOX販売もないとかあり得ない」「転売前提の商品か」などと批判を集めた。
ニトロプラスは6日、多数の意見が寄せられたとして、販売方法の変更を下記のように発表した。
「お客さまからのご意見を真摯に受け止め検討を重ねた結果、ブラインドパッケージによるランダム販売を変更し、キャラクターを個別にお選びいただける予約受注販売(受注生産)方式へ切り替えることを決定いたしました」
「品質維持と安定供給のため」プラス660円の値上げ予定
同商品はニトロプラス公式通販での販売を一時中止し、後日改めて受注するという。
また、「製造コストおよび流通体制の見直し」により、販売価格を税込2640円に変える予定だとして、「お客さまにご負担をおかけすることとなりますが、品質維持と安定供給のための調整として、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と伝えた。同社は下記のようにもコメントした。
「『刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん』を楽しみにしてくださっている皆さまに、より良い形でお届けできるよう努めてまいります。今後とも『刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん』をどうぞよろしくお願い申し上げます」
今回の発表を受けてXでは、「全然値上げいいとおもう!」「1980円でランダムと、2640円で選べるなら当たり前に後者だよね~~」「受注生産なら転売ヤーも殲滅できる」「消費者の意見を受け、変更できる柔軟さは素晴らしい」などと対応を評する声が広がっている。
【お知らせ(2/3)】
— 刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん (@tkn_nui) October 6, 2025
これに伴い、「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん ~刀ミュ~ 1」の販売を一時停止します。
「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん ~刀ミュ~ 1」は新価格2,640円(税込)で後日受注予定です。
詳細は改めてご案内いたします。https://t.co/RWWjK5j5IQ