「ノーベル賞」坂口志文氏の受賞を玉川徹さん7年前に予言も 「どういうこと...」羽鳥慎一アナが残念がった理由

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   坂口志文大阪大特任教授のノーベル生理学・医学賞受賞を、7年前に予言していたコメンテーターがいた。あの玉川徹さんだ。

   玉川さんは2018年11月放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、坂口教授の研究を「免疫ブレーキ役発見」と紹介し、「世界中で非常に注目されています。ノーベル賞いくんじゃないかと、僕は思っているくらいの方なんです」と研究室まで取材に出かけて取材していた。

  • ノーベル賞の授賞式がおこなわれるストックホルム市庁舎
    ノーベル賞の授賞式がおこなわれるストックホルム市庁舎
  • 玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
    玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
  • ノーベル賞の授賞式がおこなわれるストックホルム市庁舎
  • 玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)

基礎研究の予算は減り続け、中国の3分の1以下

   まさに玉川さんのスクープなのに、肝心の授賞発表翌日の2025年10月7日の放送にいない! いったいどういうことか。司会の羽鳥慎一アナは「玉川さんは今週夏休み...。どういうことなんでしょう」と間の悪さを残念がり、コメンテーターの菊間千乃さんも「ねえ~」と苦笑した。

   坂口教授の研究は今後、リウマチや子どもの1型糖尿病、がん、花粉症・喘息などの治療に実用化されていくことになるが、坂口教授が免疫ブレーキ役を「制御性T細胞」と命名して、論文を発表したのは30年も前だ。ようやく評価されたということだが、こうしたすぐに成果が出ない基礎研究の研究費は近年どんどん減っていて、「羽鳥パネル」でも取り上げた。基礎研究の年間研究費(2020年)はアメリカ81.1兆円、中国66.1兆円に対して、日本は18.1兆円でしかないという。

姉妹サイト