韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2025年10月8日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身キム・ヘソン内野手(26)の特集記事を組み、ポストシーズンで出場がないキムの起用法に不満を示した。
韓国出身大リーガーとして唯一、ポストシーズンに「参戦」
チームは、シンシナティ・レッズとのワイルドカードシリーズを2連勝で制し、地区シリーズに進出した。
地区シリーズでは、ナ・リーグ東地区1位フィラデルフィア・フィリーズに2連勝し、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。第3戦は9日(日本時間)に本拠地ドジャー・スタジアムで行われ、山本由伸投手(27)が先発する。
ワールドシリーズ2連覇に向け、チーム一丸となって突き進む中、ポストシーズンでキムの出場機会は巡ってこない。
キムはポストシーズンのロースター(出場選手登録枠)入りが危ぶまれたが、レギュラーシーズン最終戦で本塁打を放ち猛アピールした。結果、ワイルドカードシリーズ、地区シリーズの出場枠を勝ち取った。
韓国出身大リーガーとして唯一、ポストシーズンに「参戦」しているキム。地元韓国での期待が大きい分、ここまでベンチを温め続けている現状に、地元メディアから不満が噴出している。
「スポーツ朝鮮」は、「9-1で勝っていなければならないのか?地区シリーズでも無視されるキム・ヘソン、第3戦のフィリーズ先発は右腕であるが」とのタイトルで記事を展開した。