「キム・ヘソンはいつグラウンドを踏むのだろうか」
デーブ・ロバーツ監督(53)は、レギュラーシーズンで対戦相手の先発投手が左投手の場合、左打者のキムをスタメンから外し、主に先発が右投手の場合にスタメンで起用してきた。ところが、キムが左肩の負傷から復帰した9月以降は、先発が右投手のケースでも、スタメンから外され、出場機会が激減した。
記事では「キム・ヘソンはいつグラウンドを踏むのだろうか。チームがポストシーズン4試合を消化する中、連続でロースターに名を連ねながらも一度も出場機会を得られていない。ロバーツ監督は、よくある代走や代守備の状況でも他の選手を使い、代打の状況ではキム・ヘソンを全く考慮しなかった」と指揮官の起用法を疑問視した。
ロバーツ監督の起用法に不満を示しつつ、今ポストシーズンのキムの展望に触れ、次のように嘆いた。
「フィリーズの第3戦先発投手は、右腕アーロン・ノラだ。第1戦、第2戦の先発が左腕だったからといって、キム・ヘソンが除外されたとは考えににくい。第3戦で右腕が登板するからといって、ロバーツ監督の考えが変わるはずがない。ワイルドカードシリーズ第1戦、第2戦のレッズの先発投手は、いずれも右腕だった。勝っても負けても、7回以降に7点から8点差がつかなければキム・ヘソンを見られないのだろうか」
記事によると、地区シリーズのロースター入りした野手で、第1戦、第2戦ともに出場しなかったのは、キムとダルトン・ラッシング捕手(24)の2人だけだ。