AKB48の田口愛佳(まなか)さん(21)が2025年10月5日、ファースト写真集「好きと言えたら」(ワニブックス)の出版記念イベントを都内の書店で開き、報道陣の取材に応じた。田口さんは16期生として16年にデビュー。22年から23年にかけて「チームK」キャプテンを務めた。所属するAKB48は、25年12月で発足から20年を迎える。20周年コンサートには、高橋みなみさん(34)や指原莉乃さん(32)ら多数の卒業生が出演予定。田口さんは、先輩が作り上げたグループを「私たちが、もっとちゃんと形にしなきゃいけない」などとする一方で、「これまでのAKBじゃなくて、今のAKBを好きになってもらおう」とも意気込んだ。「自分的には、100点満点をあげたい」写真集は5月末、台湾で2泊3日、都内で1日の日程で撮影。ランジェリー姿にも初挑戦した。撮影前にはエステに毎日のように通って「お尻を集中的に上げていたので、いいお尻が見られると思う」。グループ総監督の倉野尾成美さん(24)は、「ひたすら写真集見ながら『エッチ!』と叫んでいた」そうで、「自分的には、100点満点をあげたい」という自信作だ。田口さんがここ数年考えているのが、「新しく、外からAKB48を好きになってくれる人を増やしたい」ということだ。写真集も、そのひとつだ。AKB48では12月4日から7日にかけて、東京・北の丸公園の日本武道館で6公演を予定。そのうち3公演を「20周年記念コンサート」と銘打っている。多数の卒業生と共演するコンサートの意義について、田口さんは「私たち自身、先輩方と一緒のステージに立てる機会が本当にないので貴重だし、大切に20周年の時を過ごしたい。その先輩方が作ってきてくださったAKBを、『私たちが、もっとちゃんと形にしなきゃいけないよね』というのは、最近すごくみんなの中での意思疎通がある」などと説明した。さらに、「『これまでのAKBじゃなくて、今のAKBを好きになってもらおう』というのをコンセプトに、この1年間走り続けている」と話した。個人としての目標については、今は他のメンバーも「個人で頑張っていることがすごく多い」として、ラジオの冠番組獲得に名乗りを上げていた。「私もラジオをやりたくて......結構人と話すのが好きなので、最近どんどんメンバーが個人の冠ラジオ番組を獲得していっているので、そこについていきたいと最近すごく思っています」(J-CASTニュース編集委員兼副編集長工藤博司)
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