日本保守党内で起きた「カレー事件」を説明「不慮の事故です」
百田氏や有本氏は、ひろゆき氏が広めた具体的な内容として、「カレーを出さなかったこと」などがあると挙げた。これは、日本保守党からは飯山陽氏が出馬した、24年4月の衆院議員・東京15区補選の告示前日に起きたという出来事を指す。飯山氏が13日、番組放送後に投稿したXの説明によると、飯山氏は有本氏から「食事は用意しておく」と伝えられていたが、食事は用意されていなかったという。その後のニコニコ生放送内で、百田氏が「みんなでCoCo壱で前夜祭をやった」と発言し、飯山氏以外はカレーを食べていたことがわかったのだという。飯山氏は「自分が仲間外れにされた」と主張している。
ひろゆき氏はこれについて「カレーを出していないのは事実ですよね?」と問うと、百田氏は「カレーは用意しましたよ!」と回答。有本氏は、「カレーは人数分買ってありました。ところがそこに、ふいの来客があって、飯山さんに残してあった分を食べちゃったんです」と説明。「これは、不慮の事故です」と説明した。
ひろゆき氏は、「根拠のない誹謗中傷をひろゆきがしている、もしくは助長していると言われたので、確認したんです」「飯山さんにカレーを出していない、これは事実なんですよ。根拠あるんですよ」と話した。それを遮って有本氏が話すと、ひろゆき氏は「先ほど喋るときも、最後までしゃべらせてくださいと言ったんですけど、それ守れないですか?」と怒りをにじませた。
有本氏は、カレーの件は「たくさんあるうちの一つ」だと主張。百田氏は、ひろゆき氏が「意図的に(カレーを)出さなかったととらえられる表現」をしているとし、「『出さなかったのは事実だろ』というのは小学生の論理ですよ」と反論した。
これにひろゆき氏は、事故で飯山氏のカレーがなくなってしまったのであれば、なぜ代わりの食べ物を用意しなかったのかと質問した。百田氏は「ミスです」といい、「選挙事務所ってすごくばたばたしていますんで」「私のごはんがなかったときもあります」と説明。さらに百田氏は「今こんなこと喋ってなにがあんの!?」と問いかけた。
ここで、プロデューサーの高橋弘樹氏が「カレーの話に終始しても正直しょうがないと思う。政策の話とかした方がいいと思うし、そのために根本的に話し合うための信頼醸成みたいのが必要だから、会ってちゃんと話したほうがいいと思う」と話してなだめ、ひろゆき氏と百田氏・有本氏の舌戦は終了した。