阪神デュプランティエ投手、識者が今オフ展望...国内球団「争奪戦」予想も「メジャー契約になると、その方が魅力ある」

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    プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年10月13日にユーチューブを更新し、阪神ジョン・デュプランティエ投手(31)が今オフ、大リーグを含めた複数球団による争奪戦になると予想した。

  • 阪神の本拠地・甲子園球場
    阪神の本拠地・甲子園球場
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「メジャーリーグの方が働きやすいということはある」

    大リーグのアリゾナ・ダイヤモンドバックスでプレーした経験を持つデュプランティエは、24年オフに阪神に移籍した。スポーツ紙の報道によると、年俸75万ドル(約1億1600万円)の単年契約を結んだという。

    来日1年目の今シーズンは、開幕ローテーション入りし、15試合に先発して6勝3敗、防御率1.39。6月には月間MVPを受賞する活躍を見せるも、8月中旬に下肢の張りで戦線離脱し、そのままレギュラーシーズンを終えた。

    15日から開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージには、間に合う見通しだという。

    デュプランティエの実力を高く評価する高木氏は、「三振が取れるからいい。いいピッチャーで、頭がいい」とし、今オフの展望について、自身の見解を述べた。

    「どこも欲しいだろう。まずは阪神。才木(浩人)がどうなるか分からない。ポスティングで(大リーグに)行くかもしれないし。どうなるか分からないから、絶対に(デュプランティエを)止める。絶対に契約をしてくれという形で収まるような気がする。ただ、メジャーでメジャー契約となると、その方が魅力ある。働きやすいということはある」

「1年働いたら確実に10勝はいく」

    今シーズン、独走でリーグ優勝を果たした阪神は、投手力が安定しており、チーム防御率はリーグトップの2,21だった。エース才木浩人投手(26)は12勝をマーク。スポーツ紙によると、才木は今オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦する可能性があるという。

    このような背景の中、阪神はデュプランティエを全力で引き留めるとみられるが、高木氏は今オフ、複数球団による争奪戦を予想した。

    「(セ・リーグ球団)ほとんどが欲しいと思う。パ・リーグも欲しいと思う。球の走りもいいし、キレもいい。これぐらい(8月まで)しか投げれなかったのが、一抹の不安。体に張りがあったという。それがちょっと不安だけれども、来年も1年間ということを考えて契約したら、だいたい半年しか働けなかったとなると困る。だけども、1年働いたら確実に10(勝)はいく。だから、そういうピッチャーはどこでも欲しい」

    チームは、15日に本拠地・甲子園球場でDeNAとのCSファイナルステージ第1戦を予定しており、エース村上頌樹投手(27)が先発する。一方、CSファーストシリーズ2連勝のDeNAは、14勝左腕・東克樹投手(29)が先発する。

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