早すぎる「ブラボー」、オーケストラは「うれしいものではございません」 注意喚起続々...SNSで鑑賞マナー問題に

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

神奈川フィルハーモニー管弦楽団も注意喚起

   早すぎるブラボーや拍手については、9月14日に神奈川フィルハーモニー管弦楽団も注意喚起をしていた。

   神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公式Xは、「曲が終わったあとの余韻は指揮者をはじめ、楽団員やソリストとお客様が音楽の余韻をわかちあう大切な時間です。『ブラボー』や拍手は必ず指揮者のタクトがおりるまで、ほんの少しだけお待ちいただけますようお願いいたします」と呼びかけ。続けて、

「作曲家によっては曲の最後に全休符を書いている楽曲もあります。作曲家が生涯をかけて作曲した繊細な音楽をどうか最後まで会場のお一人お一人が楽しめるようご理解とご協力を心からお願いいたします」

   と伝えている。

   また、兵庫県西宮市にある兵庫県立芸術文化センターや鹿児島鹿児島市にある川商ホールの公式サイトには、コンサート鑑賞のマナーとして、「ブラボー」は指揮者のタクトが降ろされてからするよう記載されている。

   Xでは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団や名古屋フィルハーモニー交響楽団の投稿をきっかけに、コンサートで最後の音が鳴った瞬間など指揮者のタクトが降りる前に「ブラボー」を叫ぶ「ブラボーおじさん」がいるとして話題になっている。

   例えば、「まじでやめてほしい。その楽団に無断で飛び入りしてるくらいの失礼なんだよー!」「最後の一音がなった瞬間にでかい声で叫ぶから、余韻が無くなってガッカリする」「客はブラボーおじさんのブラボーや拍手を聴きにきてるんじゃねえんだよ」といった声が寄せられている。

1 2
姉妹サイト