SNS上に出所不明の首相指名選挙に関する自民党の「造反議員リスト」が拡散され、名前が記載された鬼木誠衆院議員、根本拓衆院議員、三谷英弘衆院議員、島田智明衆院議員らがSNSで「偽情報」だとして否定した。
「こうした分断を煽る偽情報こそ危険なものです」
首相指名選挙をめぐり、10月14日頃からSNSでは、誰が総理大臣になるかのシナリオが4パターンほど記載された出所不明の情報が拡散されている。そのうち1パターンでは、自民党の議員26人が高市早苗総裁ではなく公明党の斉藤鉄夫代表に投票するとしており、「造反議員」だとする議員名も記載されている。
そのリストに記載された鬼木氏はXで、
「出所不明の偽情報が出回っています。内閣総理大臣を決める首班指名選挙で、自民党から造反者が出て自民党が下野するという内容です。その造反者リストの中に私の名前が入っています」
と説明し、「全く根も葉もない情報で、そんなことは絶対ありません」と否定した。
続く投稿では、「むしろこうした分断を煽る偽情報こそ危険なものです」「与党自民党が分断されればされるほど日本の危機です」と指摘。「出所不明•真偽不明の情報を鵜呑みにしないよう注意喚起したいと思います」と呼びかけた。
根本氏も、「これは事実ではありませんし、私が首相指名で造反することもありません」と情報を否定。「高市総裁のもとで一致団結し、福島のため、日本のために働いてまいります」とした。
三谷氏は、リストに名前が掲載されていることを伝える投稿を引用し、「造反しませんっ」と否定した。
島田氏も、「自民党の議員が、自民党以外の方を首相に指名することはありえません。引き続き、高市早苗・自民党総裁を支えてまいります」と伝えた。