タレント・インフルエンサーのGENKING.さんが「SANA」名義で着圧ブランド「BELMISE(ベルミス)」と共同開発したコルセットをめぐり、実業家で人気インフルエンサーの「元鈴木さん」が手掛けるコルセットと酷似しているとする指摘が寄せられ、SNS上で問題視されている。
ベルミスを展開するファストノット(東京都渋谷区)は、「特定の商品を参考に設計・デザインを行った事実はございません」と説明した。そのうえで、「改めて弁護士・弁理士等の専門家に改めて相談の上、必要な対応を行って参ります」とした。
コンセプトやデザインが酷似しているとSNSで指摘
GENKING.さんとベルミスが共同開発したのは、2025年10月20日に先行販売、11月に本販売開始予定の「魔法をかけるコルセット」だ。プレスリリースによると、「姿勢が整って気持ちまで前を向く、自分をどんどん好きになっていくような変身アイテム」「ありのままの自分を肯定できるウェア」と説明されている。
その特徴として、スムーズに着用できるリングファスナーを採用、シーンや体調に合わせて締め付け具合を調整しやすい「ファスナーと編み上げリボンのW構造」、「通気性の高い軽量素材」を採用、美しい姿勢をサポートする「姿勢矯正サポート構造」といった点が挙げられている。
プレスリリースに寄せたコメントでGENKING.さんは、「200種類以上のコルセットを試して、ようやく理想のボディラインを手に入れた」としている。
14日にこの商品のプレスリリースが発表されると、Xでは、元鈴木さんが取締役社長を務めるAlyo(東京都世田谷区)が展開するコルセットブランド「エンチャンテッド コルセット」と酷似しているとする指摘が寄せられた。
具体的には、「エンチャンテッド コルセット」の公式サイトに記載された「自分を好きになる体型を目指せる」といったコンセプトや、リングファスナーや編み上げリボンを採用している点などが挙げられた。