村山富市元首相が101歳で死去 政界からも惜しむ声続々

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   第81代首相を務めた村山富市氏が2025年10月17日に、101歳で死去した。政界からも惜しむ声が相次いでいる。

  • 村山富市元首相。2007年撮影(写真:ロイター/アフロ)
    村山富市元首相。2007年撮影(写真:ロイター/アフロ)
  • ノーネクタイで記者会見する村山富市氏(2015年7月撮影)
    ノーネクタイで記者会見する村山富市氏(2015年7月撮影)
  • 村山富市元首相。2007年撮影(写真:ロイター/アフロ)
  • ノーネクタイで記者会見する村山富市氏(2015年7月撮影)

「自社さ連立政権」のもと第81代首相に就任

   複数報道によると、村山氏は17日午前、出身地でもある大分市内の病院で亡くなったという。

   村山氏は大分市議会議員、大分県議会議員を経て、72年12月の第33回衆議院議員総選挙に立候補し、トップで初当選した。社会党の国会対策委員長を務めた。

   94年に、自民党・社会党・新党さきがけによるいわゆる「自社さ連立政権」の樹立合意を受け、第81代首相に就いた。所信表明演説では「自衛隊合憲、日米安保堅持」と発言し、日本社会党のそれまでの政策を転換した。

   95年の戦後50周年記念式典では、閣議決定に基づき「戦後50周年の終戦記念日にあたって」と題した声明を発表した。「村山談話」「戦後50年談話」などとして知られるもので、「心からのおわびの気持ち」などを明記したこの談話は以後の内閣にも引き継がれ、日本政府の公式の歴史的見解となった。

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