村山富市元首相が101歳で死去 政界からも惜しむ声続々

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「村山談話は、政治的に大変意義のあるものだと思います」

   訃報を受け、SNSでは政界から追悼のコメントが相次いでいる。

   社民党の福島瑞穂党首は、「政治の父である村山富市さんが今日11時28分大分市の病院で101歳で亡くなられました。本当に寂しいです」と悲しみをつづった。

   「いつも大分に行くたびにご自宅でがんばれ、がんばれと励ましてくださっていました。1995年の村山談話は、政治的に大変意義のあるものだと思います」とした。

   立憲民主党の逢坂誠二衆院議員は、「村山富市元総理のご逝去に、心より哀悼の意を表します。平和主義を貫き、国民の生活に寄り添い続けた政治家としての姿勢に、深い敬意を抱いております」とし、生前のエピソードを明かした。

   「約10年前、函館にお越しの際にご一緒に寿司をいただいたことがあります。その席で『私は寿司よりも肉が良い』と笑いながら話され、年齢を感じさせないエネルギッシュなご様子に驚いたことを、今も鮮明に覚えています」

   「政治の世界が激動する中にあっても、常に穏やかな語り口で信念を貫かれた方でした。『人間の尊厳を守る政治』という信条は、今も私たちの胸に深く刻まれています」としている。

   枝野幸男元代表(衆院議員)は、「村山元総理のご逝去の報に接しました。たいへん残念です。衷心より哀悼の意を表します」と追悼。

   「フレンドリーなお人柄が多くの方から親しまれていました。当選一回の立場で末端から見ていましたが、総理としての重い責任を痛感しながら仕事をしておられたと感じました」とした。

   自民党の小林武史神奈川県議会議員は、「自社連立による社会党の方針大転換への批判を受け止め、現実路線に向けて自民党と一緒に働いて下さいました。ご冥福をお祈りします」としている。

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