食欲の秋ということで、2025年10月21日放送の「あさイチ」(NHK)は「ビュッフェ&食べ放題の満喫ワザ」を特集した。朝食ビュッフェが大好きで、独自のビュッフェ論を持つキャスターの博多華丸さんは、待ってましたと「華丸流ビュッフェの歩き方」を公開した。
6つに仕切られた取り皿は5つしか使わない
その3か条は、「料理を取る前に下見する」「盛り付けは彩りと"8割美学"」「オムレツには釣られない」だという。相方のキャスター・博多大吉さんは「下見なんてやってんだあ」と驚く。
「(まず全体を)見ることによって、後半の、じつはいいやつを取る。(むやみに取ると)盛り付けようとしたら、お皿いっぱいということもあるから」「(下見してないと)前の人が取ったものを取らなきゃいけないと思っちゃいますよね」と華丸さんは得意げだ。
2番目の盛り付けは「ちょっと少な目で。6つ(に仕切られた)皿は5つしか使わない。1個だけ空けておいて、あそこをしょうゆ皿にします。(しょうゆ)好きなんです、私」と裏技も開陳。50代半ばの華丸さんは、最近はすっかり小食になったとかで、ビュッフェも8割に抑えているのだ。
真っ暗なレストランを下見する
3番目のオムレツはなぜNGなのか。シェフが目の前で作ってくれるオムレツは、「足止め食らうじゃないですか、あそこに並んでしまうと。他にもあるんですよ、卵料理」「見た目は最高記録なんですよ。でも、口に入れるとねえ」と、並ぶのが嫌いで、オムレツそのものもあまり好きじゃないようだ。
ここで、大吉さんが暴露。「(ホテルで)朝食、バイキングですよと言われると、華丸さん、夜行くの。真っ暗なレストランを覗いているんですよ」
華丸さんは「下見ですよ、下見。たたずまいを見に行くの。それで準備。(翌朝に向けた)気持ちを作っていくの」と照れ笑い。よっぽど朝食ビュッフェが好きなんだね。
(シニアエディター 関口一喜)