京都市「単純ミスも処分対象に」は誤情報 XのAI要約ニュース拡散で京都市困惑「正しい情報を届けていただきたい」

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京都市長も反応「名誉回復や場合によっては補償などのあり方」考えるべき

   京都市の松井孝治市長も22日にXで、この件について「Grok(XのAI)の要約機能の誤編集によるものと思われ、通報後削除されています」と説明。「AI時代の光と影の影の部分に巻き込まれたような一日でありました」と明かした。

   続けて、AI要約の問題点を次のように指摘した。

「自治体としても困惑を極めましたが、例えば個人や自営業者の方が、そのプライバシーやご商売に関して誤情報が編集、流布された場合、場合によっては取り返しのつかないことにもなりかねません。どなたかの悪意で生じた誤編集ではないと思われるだけに、なかなか困難な問題です」

   「ある種の事故が発生してしまった場合の、名誉回復や場合によっては補償などのあり方は、社会全体で考えて行くべきことなのかもしれません」と述べ。「今回の件で我々がXについて削除以上の何かのアクションを求めているわけではありませんが」と補足した。

   なお、Xの「本日のニュース」の下部には、次のような注意書きが記載されている。

「このストーリーは、Xのポストの要約であり、時間の経過とともに新しくなります。Grokは間違えることがあるため、アウトプットが事実かどうかを確認してください」
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