「キムは大リーグレベルに慣れるまで時間かかったが実力者」
同メディアは、スネル、佐々木の「成功例」を挙げる一方で、マイケル・コンフォート外野手(32)と、タナー・スコット投手(31)の獲得を「失敗」とした。
コンフォートは昨オフ、ジャイアンツから年俸1700万ドル(約25億円)の契約でドジャースに入団した。今シーズンは、打撃不振に陥り、138試合に出場して打率.199、12本塁打、36打点と、精彩を欠いた。
サンディエゴ・パドレスから4年総額7200万ドル(約112億円)の大型契約で入団したスコットも今シーズン、年俸に見合うだけの活躍ができなかった。61試合に登板し、防御率4.74、1勝4敗23セーブに終わった。
記事では「コンフォートの契約は失敗だった」とし、スコットに対しては「期待外れだった」と酷評した。
また、韓国出身のユーティリティープレイヤー、キム・ヘソン内野手(26)に関しては、「開幕を3Aで迎え、MLBレベルの投手に慣れるまでに時間がかかったが、キムは実力者であり、ファンに愛される選手であることを証明した」と一定の評価をしている。
キムは大リーグ1年目の今シーズン、71試合に出場して打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録。レギュラーシーズン終盤に出場機会が激減したが、ポストシーズンでは、リーグ優勝決定シリーズまでロースター(出場選手登録枠)入りを果たしている。