プロ野球巨人は2025年10月22日、岡本和真内野手(29)が今オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦することを容認したことを発表した。
岡本の今季は69試合出場で打率.327、15本塁打、49打点
スポーツ紙の報道によると、岡本は22日に会見を行い、「この決断を尊重して背中を押してくださった山口オーナー、阿部監督、チームメート、球団関係者、いつも温かく応援してくれていたファンの皆さまに感謝しています」と語ったという。
智弁学園出身の岡本は、14年ドラフト会議で巨人から1位指名を受け入団。ルーキーイヤーの15年は17試合の出場に留まるも、18年から24年までの7年間、レギュラーとして100試合以上、出場し続けた。
19年の開幕戦では「4番・ファースト」で先発出場し、チームの「顔」として長らくけん引してきた。
今シーズンは、5月6日の阪神戦で左ひじを痛めて戦線離脱。リハビリと2軍での調整を経て8月中旬に1軍に復帰した。今シーズンの出場は69試合で、打率.327、15本塁打、49打点、OPS(出塁率と長打率を合わせた数字)は1.014だった。
米メディアでは、すでに岡本の移籍先が話題となっており、複数の大リーグ球団が興味を示しているという。
これまでチームの4番を担ってきた主砲が抜け、誰がその穴を埋めるのか。