ジャーナリストの田原総一朗氏が、2025年10月23日に自身のXで、19日放送の討論番組「激論!クロスファイア」(BS朝日)での不適切発言を謝罪した。しかし、SNSでは厳しい声が相次いでいる。発言の意図は「野党に檄を飛ばそうとしたもの」問題となったのは、田原氏の「あんなやつは死んでしまえと言えばいい」という発言だ。番組で、出演していた社民党の福島瑞穂党首が、選択的夫婦別姓に後ろ向きな高市早苗氏の姿勢を批判したところ、田原氏は福島氏の発言に割り込む形で「高市に、大反対すればいいんだよ。なんで高市を支持しちゃうの?」と切り込んだ。福島氏と立憲民主党の辻元清美前代表代行が「支持してないよ!」と訂正すると、田原氏は「あんなやつは死んでしまえと言えばいい」と発言した。複数メディアによると、BS朝日は田原氏を厳重注意したという。田原氏は23日にXで、「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における私の発言についてお詫び致します」と投稿した。発言の趣旨について「野党に檄を飛ばそうとしたものでした」と説明したうえで、「きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と改めて謝罪した。この投稿にXでは、「通り一遍のポストで済む様な事ではありません」「高市さんへのお詫びが1行もないな」「謝罪する相手が間違っています。謝罪相手は高市総理でなくてはならず、視聴者ではない」「公共の電波で流して良い発言ではなく、さすがに看過できません」など、厳しい意見が相次いでいる。
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