「まるでデジャブ」 ロバーツ監督「継投策」にファン大ブーイング...トライネン、エンリケス起用に批判の声【ドジャース】

   大リーグのロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)の采配を巡り、インターネット上でファンから批判の声が上がっている。

  • スネル投手(ドジャースインスタグラムより)
    スネル投手(ドジャースインスタグラムより)
  • チームメートのキム選手を祝福する大谷選手
    チームメートのキム選手を祝福する大谷選手
  • スネル投手(ドジャースインスタグラムより)
  • チームメートのキム選手を祝福する大谷選手

スネルは初回わずか3球で2失点

   ドジャースは2025年10月30日(日本時間)、本拠地ドジャー・スタジアムでワールドシリーズ(WS)第5戦を行い、トロント・ブルージェイズに1-6で敗れた。これで対戦成績を2勝3敗とした。

   試合はいきなり初回に動いた。ドジャースの先発ブレーク・スネル投手(32)が、先頭デービス・シュナイダー外野手(26)に初球をレフトスタンドに運ばれ、わずか1球で1点を失った。

   先制弾に動揺したのか、続くウラジーミル・ゲレーロジュニア内野手(26)にもソロ本塁打を浴びた。3球で2点を失い、厳しいスタートとなった。

   スネルは、3回にキケ・ヘルナンデス内野手(34)のソロ本塁打で援護を受けるも、4回に1点を失い、7回2死1、3塁の場面で降板した。

   このピンチでロバーツ監督が起用したのはエドガルド・エンリケス投手(23)だ。指揮官の期待を受けマウンドに上がったエンリケスだったが、暴投とタイムリーで2点を失い、4点差に広がった。

   結局、ドジャース打線は4安打と沈黙し、第4戦に続いて2連敗を喫した。

   インターネット上では、ロバーツ監督の継投策に関して、第4戦と同じ「失敗」を犯したとし、批判的な意見が寄せられた。

   ファンが指摘したのは、7回の継投だ。第4戦は、2点ビハインドの状況で、先発・大谷翔平選手(31)が2連打を浴び、無死2、3塁のピンチを迎えて降板。大谷の後を受け、アンソニー・バンダ投手(32)と、ブレーク・トライネン投手(37)が登板するも、4点を失い、リードが5点に広がった。

「トライネン使い続けたロバーツが悪い」

   第5戦も同じく、先発スネルが7回2死1、3塁の場面で降板。2番手エンリケスは1死も奪えず、2点を失って降板した。第4戦、第5戦ともに、先発がピンチを招き、後続のリリーフがピンチをしのげず、流れが相手にチームに大きく傾いた。

   2試合連続で同じような試合展開となり、Xではロバーツ監督の継投策について、次のような声が上がった。

   「まるでデジャブーですな!今日も負け? 昨日の何やっトライネン、今日のエンリケスは大罪」「ベテランの実績を信じて何度失敗してもトライネン使ったけどダメでした!からのエンリケスは草なんよ」「トライネンやタナスコやイェイツを重宝し適材適所でリリーフを使わなかったツケが回ってくる」「昨日も同じでバンダ、トライネンで崩壊。このままだと敵地2連勝が必要だが、ドラマなく終わると采配の差だな」「エンリケスに経験踏ませるチャンスは何度もあったのにトライネン使い続けたロバーツが悪い」

   チームは、対戦成績を2勝3敗とし、後がなくなった。11月1日に舞台をロサンゼルスからトロントに移し、敵地ロジャース・センターでWS第6戦を行う。ドジャースの先発は、WS第2戦で完投勝利を挙げた山本由伸投手(27)が予定されている。

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