大リーグ・ドジャースのワールドシリーズ優勝を受けて、テレビ朝日系情報ワイド「羽鳥慎一モーニングショー」の金曜コメンテーター・長嶋一茂さん(スポーツプロデューサー)が2025年11月3日月曜日朝の同番組にも出演、「私の予言したとおりになった」と胸を張った。大谷が3点入れられた時に「勝てる」と一茂さんは第6戦前日の10月31日の放送で、「あしたは(ドジャースが)99%勝つ。第7戦までいったら100%勝ちですから」と言い切っていた。果たしてその通りになったことで、「まあ、予言者だね」と得意げだった。レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)から、「きのう(第7戦を)見ていて、どの瞬間に『ドジャースいけるな』って思ったの?」と聞かれて、「大谷投手が3ランを打たれた時ですね」という。3回に先制3ラン浴びて降板となり、日本中が「ああ、もうダメかと」思っていた時に、自分は逆の読みをしていたというのだ。ブルージェイズのベンチのベンチにゆるみが見えた「その時のブルージェイズのベンチを見たら、勝ったようなお祭り騒ぎに見えたんですよ。野球界の人はみんなわかっているんですけど、勝負は下駄を履くまでわからないって。試合中に一喜一憂しすぎちゃいけないんですよ。それがブルージェイズには、少し僕には見えました」と、大谷投手から3ランを打ったことで、ブルージェイズにゆるみが出たと指摘する。もう一つは、9回1死からロハスが同点ホームランを放って、ドジャースが追いついた時だ。一茂さんはブルペンで投球練習をしていた山本由伸投手の様子から、優勝を確信したという。山本投手に引き締まった「強い意志」を感じた「(あの時)佐々木投手は結構喜んでいたけれど、山本投手だけ、まったく喜んでいなかったんですよ。逆に気が引き締まったみたいな。同点に追いついて、自分が投げるんだ、みたいな意志が見られた。ぼくはこの2つから、間違いなく勝つなと勝手に思ってましたけどね」玉川さんは「ホントかな」と眉唾だったが、一茂さんの「当たるも八卦、当たらぬも八卦ということで」で大笑いとなった。(シニアエディター関口一喜)