【ドジャース】ミゲル・ロハス、キケ・ヘルナンデス去就は?地元メディア展望...「ロハスは長年ファンの間で賛否両論」

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    米ロサンゼルス・ドジャース専門メディア「ドジャース・ウエイ」(ウェブ版)が2025年11月3日、今オフ、フリーエージェント(FA)となるミゲル・ロハス内野手(36)と、キケ・ヘルナンデス内野手(34)が、チームを去る可能性に言及した。

  • ミゲル・ロハス選手(ドジャースインスタグラムより)
    ミゲル・ロハス選手(ドジャースインスタグラムより)
  • ミゲル・ロハス選手(ドジャースインスタグラムより)

「ドジャースはロハスと再契約すべきか?」

    ドジャースは2日(日本時間)、敵地ロジャース・センターでワールドシリーズ(WS)第7戦を行い、トロント・ブルージェイズを延長11回、5-4で下し、対戦成績4勝3敗でWSを制した。

    チームは24年に続いてWS2連覇を達成した。

    「世界一」達成から一夜明けた3日、「ドジャース・ウエイ」は今オフ、FAとなる選手の特集記事を組み、選手それぞれの去就を独自分析した。ドジャースは、今シーズン限りで引退を表明しているクレイトン・カーショー投手(37)を含め、7人の選手がFAとなる。

    記事では、ロハスに関して「26年シーズン終了後の引退を表明しているが、それゆえ来年ドジャースで最後の活躍の場を得る可能性は残されている」と指摘し、こう続けた。

    「しかし彼はFAであり、これが毎年恒例の疑問を呼び起こす。『ドジャースは彼と再契約すべきか?』。ロハスは長年ドジャースファンの間で賛否両論だったが、クラブハウスではベテランの結束役として広く好かれており、驚異的な第7戦で最大の攻撃的・守備的瞬間を両方とも生み出した。ドジャースは、ノスタルジーから彼と再契約するかもしれない。彼らはピークを少し過ぎたベテランをチームに残すことを好む。しかし、ベンチ戦力の強化も必要であり、高評価のうちに契約を終える可能性もある」

ロハスはWS第7戦で攻守にわたってチームに貢献

    ロハスはWS第7戦で、攻守にわたってチームに貢献した。打撃では、1点ビハインドの9回。1死走者なしから起死回生のソロ本塁打を放ち、土壇場で同点とした。

    守備では、4-4の同点で迎えた9回1死満塁のピンチで魅せた。セカンドゴロをうまくさばいてホームに返球。微妙なタイミングだったが、3塁走者をホームで刺し、ブルージェイズのサヨナラを阻止した。

    同メディアは、ヘルナンデスについて、「ロハス同様、クラブハウスの素晴らしい存在であり、ポストシーズンでの彼の能力は周知の事実だ。ただし、今年は期待に応えられなかった」とし、次のように評した。

    「公平を期せば、ポストシーズンでは、ドジャース打線全体が不振だったが、ヘルナンデスのポストシーズンのWS第5戦までの打撃成績(打率.273、出塁率.317、長打率.400)は、18年以来の最悪の10月の数字だった。ドジャースが、ヘルナンデスと再契約する場合、おそらく今季と同様の方法、つまりロースター編成のほぼ全てが決まった最終局面で動くことになるだろう」

    チームのまとめ役として多大な貢献をしてきたロハス、ヘルナンデスの両ベテラン。来シーズン、ドジャースのユニホーム姿を見ることができるのか。今オフの動向に注目が集まる。

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