大リーグ公式サイト「mlb.com」が2025年11月6日(日本時間)、今オフ大リーグに挑戦する可能性がある日韓選手をピックアップし、大リーグ挑戦を希望している西武・今井達也投手(27)について「千賀滉大をわずかに上回る」と評価した。巨人グリフィン投手、DeNAケイ投手にも注目「mlb.com」は、「2026年のメジャーリーグで注目すべきNPBとKBOのスター選手」とのタイトルで記事を公開した。今オフ、大リーグに挑戦する可能性のある選手をピックアップし、NPB(日本野球機構)でプレーする8選手、KBO(韓国プロ野球)リーグでプレーする6選手を、それぞれ寸評を付けて紹介した。NPBからは、巨人・岡本和真内野手(29)、ヤクルト村上宗隆内野手(25)、西武・今井ら日本人選手の他に、大リーグ復帰の可能性がある巨人フォスター・グリフィン投手(30)、DeNAアンソニー・ケイ投手(31)ら外国人助っ人2人の名も。記事では、今井の日本での実績を高く評価した。「球団は正式発表していないが、MLB球団関係者は今井投手がポスティング制度で獲得可能となる可能性が高いと想定している」とし、こう続けた。「今井投手は速球95マイル(153キロ)前後とスライダーを武器とし、左打者にはスプリッターも駆使する。大リーグ入団前の評価は、メッツと5年7500万ドル(約102億7500万円)で契約した右腕・千賀滉大と同等か、わずかに上回る。サンフランシスコ・ジャイアンツも今井の獲得候補のひとつだ。MLB球団関係者は、松坂大輔や菊池雄星の過去のポスティングで西武ライオンズを熟知している」「ポンセは韓国のオファーの方がより高額になる可能性」スポーツ紙の報道によると、今井は今オフの大リーグ挑戦を希望しており、球団との交渉が続いているという。一方、KBOリーグで最も注目されたのは、コディ・ポンセ投手(31)だ。元大リーガーのポンセは、日本でプレーした経験を持ち、25年からKBOリーグでプレーしている。今シーズンは17勝1敗、防御率1.89、252奪三振を記録。複数の大リーグ球団が興味を示しているという。記事では「日本での3シーズンは、成績が振るわなかったが、ポンセは今季KBO史上最高の投球内容のひとつを披露した。17勝1敗のリーグ最多勝利を記録し、リーグトップの防御率1.89、リーグ最多の252奪三振。先発投手としてメジャーリーグ契約を獲得する見込みだが、韓国でエース級としてプレーするオファーの方がより高額になる可能性もある」と評した。今シーズン、大リーグではロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)ら日本勢が大活躍した。来シーズン、新たに大リーガーとなる日本人選手は誰か。注目が集まる。
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