【ドジャース】出場機会恵まれなかったキム・ヘソン、「なぜ監督を恨まなかったのか」...キムの実直さに韓国メディア感嘆

ベンチスタートに韓国メディア大不満、それでも「キム・ヘソンは指揮官を恨まなかった」

    ポストシーズン中、多くの韓国メディアが、キムを巡るロバーツ監督の起用法に不満を示したが、キム本人は起用法に不満はなかったという。

    「OSEN」の記事では、「ロバーツ監督が恨めしく思えるのも無理はないが、キム・ヘソンは指揮官を恨まなかった」とし、ロバーツ監督に対するキムのコメントを紹介した。

    キムは「監督の試合起用について失望したことはなかった。試合に出た時に成績が振るわず、自分自身に失望したことはあった。試合に出してもらえなかった時の失望感はなかった」とレギュラーシーズンを振り返り、ポストシーズンの起用法について、次のように語ったという。

    「ベンチにいただけでも焦る気持ちは起きなかった。全ての野球選手が試合に出られるわけではない。エントリーに控え選手がいる理由だ。それぞれ役割があると思う。今回のポストシーズンでの私の役割は控えだった」

    キムのこのような発言に「OSEN」は、「大人の風格を見せつけた」と評価した。

    大リーグ1年目にして「世界一」を経験したキム。今シーズン、レギュラーの座をつかむことはできなかったが、最強軍団の一員として存在を示した。

    「OSEN」は、「ポストシーズンは2試合しか出場できなかったが、インパクトは強烈だった。ディビジョンシリーズ第4戦の延長11回に代走として出場し、チームのチャンピオンシップシリーズ進出を決める決勝得点を記録。ワールドシリーズ最終第7戦では11回に守備で登場し、優勝の瞬間を共にした」と評した。

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