2025年9月からタイに移住しているお笑いコンビ・TKOの木下隆行さんが11月8日、個人のYouTubeチャンネルに公開した動画で、移住直後に起こした炎上騒動を謝罪した。
タイでは「僧侶を装う行為」がご法度
木下さんは8月17日、コンビのYouTubeチャンネルに公開した動画でタイの首都バンコクに移住すると報告。移住先での活動については「もちろんエンタメします」とし、SNSでの発信や現地でのライブなどをしていきたいなどと意気込みを語っていた。
ところが、移住直後に僧侶の「コスプレ動画」で炎上騒動を起こしてしまう。動画はすでに削除されているが、SNSなどに残された情報を総合すると、僧侶が着る袈裟のような衣装をまとってタイの寺院前に立つ内容だったようだ。タイの刑法208条では「僧侶や聖職者を偽って装う行為」が禁じられ、違反者には1年以下の禁錮または罰金刑が科せられる。そのため投稿には批判が殺到し、木下さんは動画を削除。9月14日にはXで「またまたお騒がせしております。ただ笑ってもらいたくて撮った動画が不謹慎やとご指摘を受けました。正直知らなかったです、すいません。でも知らないは言い訳になるのでタイに住む身として今回をきっかけに国のルールをしっかり勉強して行動したいと思います。ご指摘ありがとうございました」とつづっていた。