全米野球記者協会(BBWAA)は2025年11月14日、今年の最優秀選手(MVP)を発表し、予想されていた通り、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手が満票で3年連続、4回目の授賞となった。「あとはサイ・ヤング賞だけだな」放送中に受賞を速報で伝えた「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は、番組冒頭から「間もなく発表です。大谷選手で確実と見られています」と待ち構え、受賞の瞬間はスタジオ中が大きな拍手で沸いた。金曜コメンテーターの長嶋一茂さん(スポーツプロデューサー)は「満票で良かったですよね。(心配は)そこだけでしたから」とはしゃぎ、「もうホント、(賞を)取りつくしてて、あとサイ・ヤング賞(年間最優秀投手)ぐらいじゃないかね(取っていないのは)。サイ・ヤング賞と、バッターの方での栄誉をもらって、両方でMVP」と欲張る。「これから何年連続して取るか」と期待そして、大谷選手が受賞インタビューで、左肩のけがにふれたことを、一茂さんは「珍しい」とこう話した。「左肩の脱臼があったんだけど、そこを苦労されたということを少しだけ言ってましたよね。(普段は)ネガティブなことは言わないんで、すごく珍しいインタビューだったんじゃないかと思いました」と、大谷選手自身も今回の受賞は感慨深いんじゃないかと「勝手に推測」した。4回受賞はこれまでバリー・ボンズ選手だけで、大谷選手は歴代2位。ボンズ選手は7回受賞している。一茂さんは「これから何年連続して取るか」と期待した。(シニアエディター関口一喜)
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