「粉骨砕身」意味間違い、「ジェネレーター」登場で大喜利状態 日台ネットで「おもちゃ」にされる中国政府

   日本を批判する中国政府のX投稿が、「ネットミーム化」の兆しを見せている。

  • 中国外務省の情報発信が「おもちゃ」にされている(写真:AP/アフロ)
    中国外務省の情報発信が「おもちゃ」にされている(写真:AP/アフロ)
  • 中国国防省「粉骨砕身」の使い方にツッコミが
    中国国防省「粉骨砕身」の使い方にツッコミが
  • 台湾高官も「参戦」
    台湾高官も「参戦」
  • 中国外務省の情報発信が「おもちゃ」にされている(写真:AP/アフロ)
  • 中国国防省「粉骨砕身」の使い方にツッコミが
  • 台湾高官も「参戦」

「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」

   ネット上の発火源は、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事による高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁について、「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか」(原文ママ・以下同)とした投稿だった。

   薛氏は9日夕方までに投稿を削除した一方で、「中国内政への干渉、国家主権の損害、台湾両岸統一の妨害などは一切許さい」(原文ママ)などと主張。このほか、自身の主張を支持するような投稿をリポスト(拡散)し波紋を広げた。

   中国外務省は13日、孫衛東外務次官が日本の金杉憲治・駐中国大使を呼び出して「厳正な申し入れと強烈な抗議」を行った。対する日本の外務省は14日、呉江浩・駐日中国大使を呼び出してSNS投稿に関して抗議。

   こうした対応に中国側は中国国民に対して日本への渡航を控えるよう注意喚起するなど、日中の外交関係は悪化している。

姉妹サイト