サッカー日本代表のキービジュアル、「韓国国旗に酷似」指摘で刷新 選手の姿なしに困惑の声も

   サッカー日本代表の公式Xが2025年11月14日、日本代表の2026年のキービジュアルを変更したことを報告し、新たな画像を公開した。

  • 変更後のキービジュアルにもさまざまな意見が出ている(写真は日本サッカー協会のXから)
    変更後のキービジュアルにもさまざまな意見が出ている(写真は日本サッカー協会のXから)
  • 川淵三郎元会長は「今広報に善処するよう連絡した」とポスト
    川淵三郎元会長は「今広報に善処するよう連絡した」とポスト
  • 変更後のキービジュアルにもさまざまな意見が出ている(写真は日本サッカー協会のXから)
  • 川淵三郎元会長は「今広報に善処するよう連絡した」とポスト

「今広報に善処するよう連絡した」

   10日に公開されたキービジュアルでは、プレー中の選手らの背景に赤い日の丸、周囲にはサポーターらの姿を切り取った短い3本線のエフェクトが3か所にあしらわれ、右下には「最高の 景色を 2026」の文字が3行にわたって配置されていた。

   韓国国旗は白地の中央に置かれた赤と青の2色からなる「陰陽」と、その周囲四隅に「卦」が配置されるが、キービジュアルでも上部分が赤くなっていること、四隅に3本線のエフェクトが配置されていることから、「韓国国旗を彷彿とさせる」との声が上がっていた。

   元JFA会長の川淵三郎氏は13日、Xで「どういうこと?」と困惑を投稿。「今広報に善処するよう連絡した」と報告していた。

「取り組みの意図や目的をより正確にお伝えしていくために検討を重ねた」

   サッカー日本代表公式Xは14日、「日本サッカー協会(JFA)は、11月10日にJFAオフィシャルWEBサイトに掲載したサッカー日本代表『最高の景色を2026』アンバサダーのキービジュアルを変更することといたしました」と報告した。

   変更の理由については、「JI BLUEの皆さんとの取り組みの意図や目的をより正確にお伝えしていくために検討を重ねた結果です」と説明し、「サッカー日本代表が『最高の景色を2026』を実現するために引き続きご支援をよろしくお願いいたします」と呼びかけている。

   公開された新たなキービジュアルは、日本代表のアンバサダーに就任したアイドルグループ「JO1」と「INI」のメンバーから結成された「JI BLUE」のメンバーが並んだもので、背景は上部分が青、床が白の2色。トップスに代表ユニフォームを着たメンバーらは、ボトムスはデニムやカーゴパンツなど思い思いのコーディネートで腕を組んだり、隣のメンバーと肩を組んだりとポーズを取っている。画像の上部分には、「最高の景色を2026」の文字が入った大きなロゴが配置されていた。

「えっ...選手を出さないの?」

   問題となっていたエフェクトなどは刷新されているが、新たなキービジュアルでは選手らの姿はなく、アンバサダーの「JI BLUE」メンバーだけが使われている。

   SNSでは、「これでよし。もう叩く必要もない。JO1とINIのファンからも1人でもサッカー好きが増えて欲しいし、アンバサダー応援してます!!」など好意的に受け止める声も上がった。

   一方で、「えっ...選手を出さないの? もう何を応援させようとしているのか分からんね」「主役は選手では? ここまで強いチームになったならば タレントに頼らんで良くないか?」など、選手の姿のないキービジュアルに困惑の声もある。

   新たなキービジュアルが変更前のものと比べてシンプルな出来栄えとなったことについて、「やる気なさすぎてわらう なんやデザイナー、不貞腐れてんのか」「今度は途端にやる気無さすぎでわろた。作り直してやったぜほら感が見る者の心をもしらけさせる」といった批判も散見される。

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