「今回の問題でブーイングに変わるのかどうか」 中国開催の卓球ワールドカップ、金メダリスト水谷隼さんの心配

卓球大会中国観客の反応で摩擦の度合いが分かる?

   もう一人のコメンテーターで東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼さんは「昨日、おとといと外食していてレストランに中国人は多いですが、とくに変わったことは感じない」と話し、「こんど(11月30日から)中国(成都)で(卓球の)大会があるんですけど、そっちのほうが怖いかなと感じますね」と付け加えた。

   MCの恵俊彰さんが「日中摩擦で大会がなくなるということ?」と聞く。

   「大会自体はワールドカップなので、日本と中国の問題で中止になるということはないけど、(卓球は)中国には日本を応援してくれるファンの方も多いんです。それが今回の問題でブーイングに変わるのかどうか。それで(日中摩擦の度合いが)わかると思う」と話した。

   俳優の仲代達矢さんが亡くなり、中国外務省が哀悼の意を表明したのが1週間前の11日。天地がひっくり返ったような状況変化に驚くばかりだ。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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