「北朝鮮選手全員が拳を握り殴るように挨拶した」
記事では「通常、握手や軽いハイタッチ、抱擁を交わしフェアプレー精神を共有する。日本選手は普段通り健闘を祈りあいさつを交わしたが、北朝鮮の行動は衝撃的だった。顔ひとつ歪めず相手の甲を拳で強く叩きつけた。1人、2人の挑発ではなかった。北朝鮮選手全員が拳を握り殴るように挨拶した」と解説し、こう続けた。
「この場面は生中継画面にそのまま捉えられ、クリップ映像はSNSを通じて世界中に急速に拡散した。結局、北朝鮮はPK戦で敗れ、16強で大会を終えた。05年以来20年ぶりの8強進出の夢は早期に終焉を迎え、試合前に浮上したマナー違反論争は、敗退により一層苦いものにしたとの評価が後を絶たない。スポーツマンシップを捨てた北朝鮮選手たちの行動は、敗北と共に苦い国際的評価だけを残した」
韓国通信社「聯合ニュース」(ウェブ版)は「サッカーもマナーも全て負けた...北朝鮮U17、日本戦で拳を振り上げるハイタッチ論争」、「スターニュース」(ウェブ版)は、「北朝鮮U17、日本戦で『荒唐無稽なマナー違反行為』論争...フェアプレーのあいさつに『拳を突きつける』」などと報じた。
6大会ぶりのベスト8進出を決めた日本は、初のベスト4をかけて21日にオーストリアと対戦する。