2025年11月19日放送のバラエティー番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)は若返りの最新研究をとりあげ、疲労研究家の梶本修身さんが「2日間の睡眠不足になるだけで老けるということがわかっている」と紹介した。
「いびきをかいている人は老ける」
梶本さんによれば、「2日間の睡眠不足で皮膚の水分量が低下、乾燥もしやすくなり弾力性も下がってしまう」という。睡眠時間だけでなく睡眠の質も大切だ。「いびきをかく人、無呼吸な人は十分な睡眠時間をとっていてもいびきをかいている人は老ける」と話す。スタジオから驚きの声があがった。いびきによる酸素飽和度が下がることで皮膚に炎症が起き、たるみ・シミ・しわにつながるという。
お笑いコンビブラックマヨネーズの小杉竜一さんは「CPAP(睡眠時無呼吸症候群改善のための装置)でいびきをかかないようにして、くいしばり予防のナイトケアのマウスピースして、(唇に指をあてて)テープをはって、顔面パツパツで寝てます」と話した。MCの明石家さんまさんは「よう寝れるな!」と突っ込みをいれた。小杉さんは手を首にあて、「ここら上は装置だらけ。最初は気になって寝られなかったけど今はもうCPAPして、テープして・・・」と話す。相方の吉田敬さんが「(寝ていて)無意識でそこまででけへん」。
「40歳になると痩せている人が老けて見える」
そのやりとりを聞いて、さんまさんも「それがルーティーンになってしもたんや」と納得。小杉さんは「寝起きの爽快感半端ないですよ」と症状が改善していることを明かした。
梶本んから「小杉さんおいくつですか」と聞かれ「52歳です」と答える。「40歳になるまでは痩せている方が若く見えて40歳になると痩せている人の方が老けて見える。小杉さんは今がちょうどいい体型なのかもしれない」と誉められた。
70歳のさんまさんの若さは睡眠や体型だけでは計れない。「しゃべくり」の量と質にも関係しているのか。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)