野党には「『外には喧嘩を持ち出さない』知恵を持ってほしい」
また、山尾氏は、「(1)中国側から台湾への武力統一が始まり、(2)米軍が来援して米国に対する武力攻撃が発生した際に、(3)個別具体総合的にみてそれが日本の存立危機事態にあたり、(4)他に手立てがない場合に限っては、(5)日本の自衛隊は必要最小限の武力を用いる可能性がありうる」と高市首相の存立危機事態に関する答弁について整理。
その上で、「こういう冷静なロジックが政府から国内外に提示されることが、本当に『勇み足』なんでしょうか。私はそう思いません」とつづり、「むしろ、この程度のことは、日本国民として総理から提供されるべき最低限の国防知識だと考えます」と山尾氏は指摘した。
山尾氏は「なので、私が今回の高市答弁について瑕疵がないと言い続けているのは、単なる対中外交戦略ではなく、本当にそう評価しているからです」と明かし、「あえていえば、総理からの『反省』の弁はなくてもよかったと思っている位です(それとは別に、官房長官などが緊張緩和に向けたコメントをすることの必要性は十分理解)」と自身の考えをつづった。
最後に山尾氏は、「今回のことが、安全保障をめぐる総理と国民の真摯な対話の足枷とならないよう、臆することなく知恵を絞ってほしい。そして野党にはできれば『外には喧嘩を持ち出さない』知恵を持ってほしい一国民です」と与野党へ呼びかけていた。
何度も議事録読みました。岡田議員自ら台湾有事を持ち出し、自らバシー海峡封鎖と場面を限定して更問いし、繰り返し存立危機事態になる場面を述べよと迫っています。明白になったのは、「曖昧にするな」という質問をしておいて「曖昧にせずけしからん」という立憲民主党の矛盾体質でした。…
— 山尾志桜里 (@ShioriYamao) November 24, 2025