中長期的には台湾問題がリスクになる恐れ
MCの谷原章介さんは「この電話会談の順番も大切で、アメリカが中国と電話会談する前に日本政府としての立場を説明するなど日米お互いの意思疎通をはかったうえでの会談だったのでしょうか」と聞く。
峯村さんは「高市さんが先にトランプさんと対中政策を話したうえでトランプさんが習近平さんと話すというのが理想」と微妙な日米中の関係を説明した。さらに「トランプさんの仲裁は短期的にみると成功したように見えるが、この電話会談以降アメリカが台湾問題に関与するとなると、アメリカの態度がずれたり、台湾をちょっと見捨てるようになってくると台湾問題が複雑になってきて中長期的にはリスクが高まると思う」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)