4時間半待ったラーメン「麺に吸収されてスープが完全になくなった」
アプリの不具合問題に巻き込まれた、ある客も取材に応じた。空腹で夕食にするはずのラーメンを18時40分ごろに注文したが、届いたのは4時間半後だったという。
その人によると、配達員が決まらないまま配達予定時刻が更新され続け、異変を感じた。注文から1時間以上経ち、Xで検索してUber側の障害発生に気付いたとして「困っている人が大勢いるにもかかわらず、公式から何も発表がなかったことや、まだ注文可能な状態になっていることに不信感がありました」と振り返っている。
Uberに対して障害が発生していることや注文キャンセルの希望で問い合わせても、AIの自動応答のみで意味がなかったという。いつ届くか分からないため、夕食は別で済ませ、「こちらからキャンセル希望するとキャンセル料が発生するため、キャンセルできずただ待つしかできなかったのが辛かった」。Xでは店がキャンセル処理したケースが散見されたといい、店に非はないと理解を示しつつ、自身は数時間にわたりキャンセル扱いされずじまいだった。
ようやく届いたのは「麺に吸収されてスープが完全になくなった商品」。「今さらもういらないし、公式からはアプリユーザーに何も案内がないし、モヤモヤが募る一方でした」とし、
「ネットのサービスである以上障害発生は仕方がないとは思いますが、公式からの発表がなかったことや、問い合わせができなかったことにがっかりしました。配達員、注文ユーザーともに、アプリから何かしらの迅速な案内がほしかったです。UberEatsのアプリには、いまだに障害に関するお知らせなどは一切ありません」
と説明。「便利なので今後も使う可能性はありますが、他サービスで注文可能なお店は、他のサービスを利用したいと思います」という。